山の中腹が赤くなっていた
家に帰る道のまっすぐ前にある山の中腹が赤くなっていました。いえ、山火事じゃございません。紅葉です。
この紅葉という漢字、ややこしいと思いません?
今、私は「こうよう」と書いたつもりですが、「もみじ」と書いて変換しても、同じ漢字になるでしょ?
その下には町立の中学校のピンクの校舎。
ああ、桜の木って真っ赤に紅葉するんだった!と今まで認識していなかった事実を知りました。
桜の木って、春と秋の2回楽しめるんですね。
昔、小さいころ、親に、桜を植えて頂戴と頼んだことがあります。その時、親は何と言ったか、毛虫がつくと言ったのか、屋敷に植えるものではないと言ったのか、ともかく却下されました。
半世紀の後、実家には母が植えたサクランボの木が並んでいるとは、要するに子どもの言うことを拒否したかっただけかもしれません。
残念ながらサクランボの木たちは、私が3年前に剪定して以来、花もそれほど咲かせず、もちろん実もつけず、葉っぱは色も変わらず落ちるだけのようです。
あの山の桜が葉を落とす前に見に行くか、でも、遠くから眺めたほうがきれいだよなと、山に登る坂と階段を考えながら思うのでありました。
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