陸王というドラマ

毎日せっせと夜のドラマを見ている私。どの局がやってくれているのもおもしろくて…

どこもやっていない、たとえば月曜日は寂しいというか、ああ、急いで夜の勤めから帰らなくてもいいとほっとするとか。

 

日曜夜の「陸王」で、靴底に使うシルクレイというのが出てきます。蚕の繭を溶かして作るのです。

昨日まで素直に見ていましたが、使う繭はドバっとたくさん、蚕の繭って絹糸を取り出すものですよね。高いんじゃないの?

 

そこで、調べてみました。

絹糸用にならない繭というのがあるようですね。昔、真綿(まわた)というのがあって、これは木綿の普通の綿より軽くて暖かいと祖母が大事にしてました。この真綿の材料もクズ繭だったようです。

クラフトの材料にも使われているようです。

日本でもまだ、養蚕が少ないながらも行われているとのこと。今なら工場の恒温室みたいなところで育てているのだろうかと考えましたが、違うんですね。

昔ながらの農家で飼っているようです。へーえ

白川郷の合掌作りの屋根裏でやっているわけではないでしょうが。

 

なぜ工場でやらないのでしょう? 採算がとれないのでしょうか? 外国から安く入ってくる? 日本で絹自体をどのくらい生産しているのでしょうか。

これも調べてみました。便利です、インターネットは。ここに座っていていろんな情報が簡単に手に入ります。もちろん、どんな情報も、中身の確かさを疑うことは必要です。

 

日本の絹製品は主に中国から輸入した生糸で作られているようです。そして、日本で育てた蚕から作ったものには「純国産絹マーク」を、日本で作られた絹製品(つまり生糸は海外からでしょうか)には「日本の絹マーク」がついているそうです。

(http://www.katakura.co.jp/silk/study/silk1.htmlから)

 

絹製品とはご縁がないので、見たことはありませんでした。

 

結局、繭を溶かして靴底にするというのは、海外から安く輸入した繭であれば、まったく無理ということもないように思えます。

実際にそういう繭から作った材料があるのか、いくつかの「陸王」に関連したサイトで調べているようですが、ないようです。ということは、原作の池井戸潤という人が考え出したのでしょうか。

小説家というのは新しい素材もこしらえちゃうものなんですね。新しいストーリーだけでなく。すごい!

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