新しいマーケティング戦術?
固定電話が鳴りました。
うちの電話は携帯にしろ、固定電話にしろ、めったにかかってきません。
固定電話は十中八九、ディレクトマーケティング。
今回もそうでした。
丁寧そうな話し方の女の人。若くはありません。
ここで、最近流行の話し方、
つまり「〇〇町のみなさまに」とつける戦術を使ってました。
新聞のチラシでも見かけます。
サプリメントの宣伝なんかに、書いてあります。
結局のところ、地域限定特価なんてないのでしょうが、なんとなくうれしくなっちゃうんですよね。
特に、こういう陸の孤島に近い田舎だと。
こんな電話でイライラするのがさっさと用件を言ってくれないこと。
言ったらすぐ電話を切られちゃうからでしょうが、どうせ切るんです、まず言ってくださいな。
今回のは、私の予想したインターネットの乗換ではなく、お金を預ける話でした。
「投資するお金はありません」と言うと、手の平を返して(「たように」じゃなく、まったくそのとおり)素っ気なく電話をお切りになりました。
しつこく話し続けられなくてよかったんですけど、でも、もうちょっと余韻の残る電話の切り方ないですか?
今回はなかったんですが、この前、腹が立ったのは「奥さまですか」という言葉。どんな返事を期待しているのでしょう?
私、声が若いと言ってもらうこともありますが、まさか幼稚園児や小学生に間違えられるはずはない。
もしかして、主婦を廃業した老婆に聞こえた?
たとえ、そうでも、でもまだ「奥さま」じゃないですか? いったいなんて呼ぶんです?
こういう問いかけに世の女性がたはどう返事をしているのでしょう? どう返事するのが普通なんでしょう?
私は実家に居座っているわけで、ここの奥さんはうちの母が最後でしょう。
おー、私はここの娘か。じゃあ、今度は「いいえ、娘です」と答えてみましょうか。
そして「お母さまはいらっしゃいますか」ときたら、「グループホームにおりますが」と返す。
なかなかおもしろい会話になりそうです。
「奥さまですか」とかかって来るのが楽しみになりました。
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