産婦人科の医師と看護師の志望者が増えたかも、NHKの透明なゆりかご

さっき、NHKの「透明なゆりかご」の最終回を見てました。

ずうっと金曜日の夜10時、たぶん途中から見てました。

同じ時間の「チアダン」はTVerでその後見るというルーチンでした。

 

今日はもうチアダン終わったので、見る代わりにこれ書いてます。

 

最終回も、今までに増して、よかったです。

機会があればご覧ください。

NHKは有料で見せてるんでしょうね。

 

 

医師になるなら産婦人科?

息子を医師にしたい親に、おすすめです。

息子に見せれば、10人にひとりぐらいは、このドラマに触発されて

医学部めざすんじゃないでしょうか?

 

男の産科医って、なんで男のくせになるんだろうって思ってましたけど、

いいですね、

このドラマに出てくる男の産科医。

 

いいと思います。

男の人でも。

意見変えました。

 

男の人でも、

というか、性別の関係なしに

子どもが生まれるのが嬉しいんでしょうね。

9カ月お腹の中で育ってきた命がこの世に生きる、

その瞬間に出会えるってのが。

 

最終回は、心臓の、普通なら2心室2心室あるはずが、

ひとつずつしかないと思われる赤ん坊。

産むか産まないか、

産んだとして、そのあと治療するかしないかというところを

夫婦が医師とともに迷いながら決めていくという話でした。

 

 

医師の本分は治療すること

医師は、「先生ならどうする」と聞かれて、

「治療する」と即答します。

医師というのは治療するものだと。

 

それがなんでしたっけ、ヒポクラテスの伝統なんでしょう。

治療法があるかぎりそれを使う。

 

そうなんですね。

医師にとっては、

胃ろう作って命を引き伸ばすのも使命なんですね。

 

でも、このドラマの医師は、そうしろって言ってはいません。

両親が選んだ、「治療をしないでそのまま命が消える」というのを見守ります。

 

こういう産科の先生いるんですかねえ。

いたら患者さんが押し寄せるでしょうね。

 

しかし、分娩の件数に比べて、このドラマ、

看護師の数、多すぎると思いません?

採算採れるんですか?

医師ひとりで、看護師が4、5人いませんでしたか?

 

確かに近くの医院に行っても、

事務員さんと看護師さん数人、

よく再三採れるなあ、

3割自己負担だから、

私たちが払っているのがあんまりなくても大丈夫なの、なんて考えてましたが。

 

ブリスベンで時たま行くクリニックは、

医師が複数で事務の人ふたりくらいを共有?してました。

看護師たぶんなし。

 

日本はひとりの医師に数人くっついてますから。

ああ、後期高齢者1割負担ってのがいいんでしょうか?

ただし、産科には後期高齢者、めったに行かないでしょうねえ。

 

なんか意地悪になっちゃいました。

 

うちの子どもたちが最初に息をしたところ

5人の子ども、

最初のふたりは、同じ個人経営の産婦人科で生みました。

同じ先生で、たぶん同じ看護師さん。

いい経験じゃなかったです。痛かった!

で、同情心が欠如してました。

ついでに生まれたての子に牛の乳を飲ませてくれました!

 

次は助産院で生みました。

助産婦の先生が(今はこれも助産師っていうんでしょうか)、

気持ちよく産ませてくれました。

 

まだ生きていらっしゃるでしょうか。

 

4人目はブリスベンのQEII Hospitalで産みました。

助産師さんとお医者さんが取り上げてくれたか?

覚えてません。

でも、上の子どもたちも一緒だったはず。

 

5人目は、QEIIはもう使ってなかったようで、

(病院は新しくてよかったんですが、

保健政策で、産科には使わないことにしたようです)

ブリスベンのMater Misericordiae Hospitalで産みました。

(このなんかよくわからないMisericordiaeという部分、最近の名前から消えてます。

 

難しい名前をやめにしたのか。

Misericordiaは同情という意味のようですね。なるほど母体はSister of Mercyというキリスト教の修道会です)

ここはカトリックの病院なんですが、公立病院扱いです。

いつも不思議に思うのですが。

 

ここで、5人目を誰が産ませてくれたのか、たぶん助産婦さんと医師なんでしょうが、記憶に残っていません。

 

産んだあとの病室が自動ドアのすぐそばで、

人が通るたびに大きな音がして、

 

産んで丸1日たたないうちに、

赤ん坊と一緒に家に逃げて帰りました。

 

これは20年以上前ですが、

経済的なこともあるのでしょう。

産科の入院期間はドンドン短くなる傾向にありました。

 

産婦のほうでも、家のほうが絶対居心地いいですもんね。

公費の患者として入院する限り、

出産でも公的保険でカバーされて無料でしたが。

 

奇しくも、今日は5番目の誕生日でした。

息子は海の向こうなので、

日本で流行ってる?hug(ハグ)をしてやることもかないませんでした。

 

来年はするぞ!

鬼が笑いますか?

 

 

産みたくなるような環境を次の世代に用意したい

というわけで、

6人目産むなら行きたいと思う

「透明なゆりかご」の「由比産婦人科」でした。

 

いえ、大丈夫です。

いくらギネスだともうちょっと年上の人が産んでるかもしれませんが、

64歳半の私、6人目はありません。

 

次世代、次次世代の皆さんのために、

ドラマの由比産婦人科が、現実社会に存在することを祈ります。

 

わざわざ策を弄して男性医師の数を増やしているようです。

理想に燃える優秀で良心的な男子医学生の皆さん、

産婦人科医になりましょう!

脳外科医ばっかり目指さないで。

 

 

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