塀の裏表、まるで塀の内側と外側みたい?

塀の内側に入ったことは、実はあります。

うちの近くに古いgaolがあって、見物できるようになっています。

このgaolという言葉、見たことあります?

これ、jail(刑務所、監獄)と同じだそうで、発音もジェイル、要するに、jailと一緒。

でも、私、最近まで、意味が同じだとは知っていたものの、自分で勝手にゲイオルと読んで、

うーん、jailより苛酷そうね、と納得していました。

わかって、ガーン!です。誰ぞに言わんかったかいな?

これが、自分で新聞とかを読んで語彙を増やす危険性です。

新聞には発音記号を書いてくれていません!

意味の方も想像・推測しているので、ときどき、えー?!ということが。

本日の塀は、この塀ではなく、家の周りの塀です。

オーストラリアの家、昔は塀が少なくて、あっても低かったようですが、

日本みたいに背の高い塀がだんだん増えてきました。

ひところ多かったのが木の塀。

ここまで長いのはないですが、よくわかると思って貼り付けました。

これが裏側ですよね。

こっちが表側。

日本では昨今、こういうシンプルな木の塀は流行らないのかもしれませんが、

地震があっても、心配が少なくていいと思いませんか?

もちろんこの辺は地震はほとんどありませんが。

私はこのあいだ、実家の前のブロック塀を取り壊しました。留守の間に事故とかあったらたまりません。

塀を見ればどちらの家が作ったかすぐわかる!

たとえば、上の2つの写真、もし、これが家の周りのフェンスだとしたら、

どちらに家があると思います?

日本の人は、そりゃ右側でしょ、決まってる!と言いますよね?

これがオーストラリアなら(他の都市まで観察に行っていませんが)、左側なんです!

自分の家から見て、表側が見えるように設置します。

ただ、家の前の塀はさすがに、表の道から表側が見えるように作ってます。

このユニークな(と日本人の私は思う)隣家との間の塀の設置法は、

せっかくお金を払うんだから、内側から見てきれいにしたい!という考えなんでしょう。

私は、せこいなあと思うんですが。

折半するときはどうするのか、なぞです。

で、気がついたんですが、うちの右隣の塀は、オーストラリア方式、左側は違うんです!

うちから見てきれいに見える方向に建ててくれています。今まで実は気づかなかったんですが、

親切だったんでしょうか?

あるいは日本式の塀の設置法を知っていた?

ともかく、隣のお家は、私の目にきれいに塀をめぐらしているように見えます。

まるで、うちが建てたみたい! ラッキー

今回、ブリスベンに帰ったら、

家の裏に新しい塀ができていました。

裏の家の人が作ってくれたそうです。作ってもいいかと尋ねに来たそうです。

そこは、境界に高低差があって、Retaining wall(擁壁)というんですが、

それが崩れかけていた部分もあって、なんとかしなきゃなあと思っていたのですが、

この隣家の親切/新設で一挙解決。

お礼を言いたいもんだと思うのですが、その家はうちとは反対側の道に面しているので顔を合わすこともなく、心の中でお礼を言っています。

テレパシーが届くかしら?

この塀はオーストラリア方式で作ってくれたので、まるでうちが建てたみたいに、日本人の私の目には見えます。

日本人が遊びに来て、塀を見たら、きっと、うちが作ったと思うでしょう。

でしょ?

移住して30年あまり。あんまり日豪の違いを感じることはないんですけどね。



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