炎天下の車内に子どもを置き去り? オーストラリアでは逮捕です?!

今朝の朝日新聞の家庭欄の見出し。

「炎天下の車内 子ども置き去り注意」

 

あれー、置いといてもよかったんですか?!

オーストラリア旅行では子どもを車に残さないように!

オーストラリアでこれやると、こわい。

子どもがどうかなるというより前に、

警察に捕まります。

 

最近はもしかしてペットの犬でもアウトかも?

 

 
昔は日本と同じでそういう法律はありませんでした。

30年前に移住したての頃、

ガス欠になっちゃって、

そこがちょうどグリフィス大学という大学にあがっていく山の途中。

この大学は山(といっても日本の感覚では丘かもしれません)の上にキャンパスがあります。

 

たぶん、3番目の娘だったかな、当時3歳ぐらいを乗せていました。

もしかして、あとのふたりも乗っていたかも。となると、7歳と5歳。

私はトコトコ山を降りて、ガソリンスタンドに行って、

携行缶とガソリンを購入、

車に戻りました。

 

今なら、日本のJAFにあたる、クイーンズランド州ならRACQに電話して、

ガソリンをもってきてもらいますが、

そのときはまだ加入もしていなかったはず。

 

この行動に関して、

大変でしたが、

その時は

おまわりさんに捕まるという危機感はありませんでした。


 

不便ではあるが、子どもは大事

それからずっとあとで法律が変わって、

子どもを車に残せなくなりました。

コンビニの前に停めて、

ちょっと走り込んで走って戻るというのもダメです。

子どもに訓練して、

座席の下に見えないように隠れていられれば大丈夫かもしれませんが、

そんな聞き分けのいい子どもいます?

 

恐るべきことに、

その後、カギをかけないで空っぽの車を離れるのもアウトになりました。

まあ、見つかるかどうかですが。

この理由は、犯罪の予防を怠ったということだそうです。

 

私が、日本でも、車から離れるときに、カギをかけたか確かめてしまうのは、

このオーストラリアの罰金に対する潜在的な恐怖からかもしれません(笑)。

 

ところで、子どもを車に残すなと大々的にキャンペーンしたのは、

ブリスベン市内の中心部で、

元のTreasury(州の大蔵省?)の建物を使ったカジノの周りで、

路上駐車した複数の車の中に子どもが残されていたという現象があったからだと思います。

 

子どもを残して、親はカジノで遊んでいる、こりゃ批判の対象になりますよね。

おまけにその親たちがイギリス系の人でなかったらよけいに……

 

実はオーストラリア経済に多大な貢献をしてくれているのでしょうけど。

 

ほんとにそういう車が道に一列にずらっと並んでいたのか、

実況見分に行ったことはないので、私は実は知らないのです。

 

でも、私の頭の中にはそういうイメージができちゃいました。

 

ともかく、いくらお利口さんの子どもでも、車の中に残すのはやめましょう。

大事な子どもでなくて、なんとかget rid of(なくしたい)したい場合はどうぞ残してください。

 

夏や冬の温度以外にもなにがあるかわかりません。

私を含めて、高齢者ドライバーが突っ込んでくることだってよくあります。


 

外国人なら、って

カジノ続きで、ちょっと脱線をお許しを。いえ、脱線ばっかりですけど。

 

例のIR(これってなんの略?)ですが、

外国人だけに制限すればOKだとはっきりおっしゃる政治家さんがいますが、

これっておかしくないですか?

 

日本人さえ依存症にならなければいいの?

 

もし外国の人も乗った日本のクルーズ船が離れ島に漂着して、食べ物が不足、汚染した食べ物もあるけどという状況で、

日本人には汚染していない食べ物を、日本人以外には汚染した食べ物を渡す、

これって道徳的に(そう、日本人は?日本の政府は? 道徳がお好き)いいんですか?

 

おまけに国際化だとか、国の境界を越えてというような流れもある中で、

「外国人はギャンブル依存症になってもいいよ、せっせとお金落として行ってね」ですか?

 

この外国人だけ入場させればOK、という意見の裏に、ちゃんとした理由があれば、

ぜひ聞きたいです。

無知な私にお教えを。

お盆で帰省とか車を使う機会が多いでしょうが、

子どもを車に残すのはやめましょう!

うーん、でもコンビニに連れて入ったら、

あれほしい、これほしいと大変ですね。

どうします?

隣の車の人とかわりばんこで子どもを見ている?

 

車だけじゃなく、

もしかしたら、オーストラリアでは家の中に子どもだけ残すのもアウトだったかも……

犬に留守番させるのは大丈夫なんですけど。

 

いろいろ罰則はありますが、

いいところです、オーストラリアは。

ぜひおいでください。

 

付録

オーストラリアでは各州で法律が異なります。

この子どもを車に残す件について、わかりやすく説明した記事を見つけました。

スレーター&ゴードンという大手法律事務所が書いた、読みやすい記事です。

英語のお勉強にもどうぞ。

https://www.slatergordon.com.au/blog/unattended-children-getting-the-facts-straight

 

ああ、もうひとつ。

記事の紹介のところに、駐車中の車の写真を載せましたが、

これはオーストラリアじゃありません。

 

オーストラリアは日本と同じで、車は左側通行です。

道幅も広いし、

日本の人の、ドライブ旅行にはピッタリの国だと思います。

なんにもない平原を突っ走るのは気持ちいいです。

ぜひおいでを。

 

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