試験に行ってきました、海を見ると60代でも元気が出る
高野・熊野特区ガイドの口述試験に行ってきました。試験のあとというのは、ああすればよかった、こうすればよかったといろいろ気持ちが乱れるもの。久しぶりに和歌山市まで出かけたのですが、まっすぐ帰途に着きました。30分前に来るようにという注意があったので、その30分とテストの15分とそれだけの滞在時間でした。
試験のあと、まずかったかなと思ったのが、You can buy me lunch と言ってもよかったかどうか。今、世間では政治家が100万円差し出したとかもらったとかという話などが出ています(どっち向きでも不思議はない)。してもいいことと悪いことの境界が難しいです。
迷いつつ後悔の念を抱えて車で走っていましたが、片男波の海を見たら心が軽くなりました。そこで気を取り直して、ファミリーマートでカフェラテ(コーヒーではなく! 試験の後ですから贅沢しました。)を買って、飲みながら走りました。太平洋、いや紀伊水道?の青や、ヨットの白い帆を眺めて気分が軽く。海っていつ見ても好きです。
試験そのものは、試験官は女性おふたりでした。優しそうなかたで、笑ってくださるし、ついついリラックスしておしゃべり風に答えてしまいました。私の複数のトラウマのひとつに、過去の面接試験でしゃべりすぎて落とされた思っているものがあります。でも、あれはもう10年以上前のこと。そろそろ忘れたほうがいいかもしれない、いやいや、さらにおしゃべりになっている今日この頃、やはり覚えておいたほうがいいかもしれないと心は千々に乱れるのであります。
その「トラウマ面接」は、ブリスベンで小学校の非常勤講師として日本語を教えていた時、常勤になるために受けた試験でした。面接官はオーストラリア人がひとり、おしゃべりみたいな感じで話が弾んだと思ったのに、落とされました! 敗因はしゃべりすぎたからだと固く信じています。
海から離れて、海南から高速道路に入って、出口を出る頃にはすっかり心も回復、スーパーマーケットのはしごをして、家に帰りついた次第です。試験の結果は今月中にわかるようです。歴史の細かい問題は出ませんでした。よく知っている人も知らない人もそれなりに話せる問題でした。さて、結果はいかに?
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