タイムマシンに乗って未来にやってきたような気がする
今日は土曜日、分厚い新聞を期待していました。
ところが、あれ、重くない。
うちの隣の家が売りに出ています。
不動産 Real Estate の売り買いは日常茶飯事、あっちでもこっちでもFor Saleの大きな看板が家の前に。
どんな条件で売ってるんだろうと、好奇心旺盛な私、土曜日の新聞につきものの、不動産広告のページを探します。
ない!
いつもの、不動産広告ときれいな家の紹介が裏表紙と表の表紙から始まる(要するに真ん中のページは両方の字の向きが反対)冊子は入っていました。
しかし、サイズが小さくなって、ページ数もほんのわずか、不動産広告というか、紹介がごく数軒だけ。
あれー、どこに行った? ごくふつうの家を数行ずつで売っていた、あの字だけのページ。
そういえば、求人広告もない!
そこで、やっと気づいた私、
こういうのは全部、ネットに行っちゃったんですね。もしかして、日本に行ってしまう前の私もネットを使っていたかもしれません。
でも、たぶん新聞にもあったはず。
いつからこうなったのか?
新聞売れないでしょうね、これじゃ。どうやって生き延びてるんでしょう? まさか、我が家の購読料だけで経営が成り立つということはない……
昔、日本に帰ると、浦島花子だと感じていましたが、ブリスベンでも起こるとは。

こっちの、というか英語の、浦島太郎みたいな話はなんていうんでしょう。
と考えていたら、頭に浮かんできたのがRip Van Winkle という言葉。

うわ~、私も捨てたもんじゃない。Wikipedia を見たら、確かにそういう話。山に行って寝込んでしまったら20年経っていたんですって。
ただ、昔、聞いたことを覚えていても安心は禁物。
うちのアルツハイマーだった父親、汽車で寝てて乗り過ごした中学生の私を遠い駅まで迎えに行ったこととか、よく覚えていました。
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