シンプルに自動車免許を更新した
郵便受けをのぞいたら、運転免許更新通知書というのが入ってました。免許の更新には、ここから車で1時間近くかけて、和歌山市にある交通センターというのに行かなければなりません。
免許を取りに行くのではないので、車は使えます。駐車場が狭いから公共交通機関を使ってくださいというお願いが書いてありますが、そんなの断固無視です。そんなことしたら、1日仕事になってしまいます!
おかしいものです。これが映画を見に行くとか楽しい目的なら、同じ和歌山に行くのでも、文句は浮かびません。もちろん、車で行きますけど。
しかし、この免許の更新の作業って、ネットでできないのかとチラと思いました。オーストラリアでならできたんじゃなかったか、と。
ブリスベンでも前はやっぱり行かないとダメでした。そのうち、目の検査がなくなり、前回はもしかして、ネットで完結?
そう考えてコンピューターの前に戻ると、娘からメッセージが入ってました。免許の更新の通知が来てるよって。どちらの国でも、誕生日で更新なので、それに、たまたま、3年有効の和歌山県のと、5年有効のクイーンズランド州の期限が重なったのです。
日本のは切れてから1カ月余裕がありますが、クイーンズランド州のは私の誕生日までに手続きをしないといけないようです。
州のDepartment of Transport and Main Roadsのサイトを開けてみました。更新手続きのページがあります。そして、指示に従って記入するだけで、10分かからず、手続き終了。支払いはクレジットカード。必要書類とかを見せることもなく、免許証の番号と、更新の通知書に書いてある番号を記入するぐらいで、OKでした。
これができたのは、ブリスベンに家族がいて、通知書の番号を私に教えてくれることができたからではあります。誰もいなかったら、無理でしたね。通知書届かなかったかもしれないし。
おもしろいのは、通知書の番号の代わりに、車の登録の更新通知書にある番号、これはいいとしても、交通違反の通知書の番号でもいいと書いてありました。カメラで撮られた速度違反や信号無視の通知書とか、減点の通知書の番号でもOKって、おもしろいでしょ。
かくして、同じ日に両方の国で更新の通知書が来て、片方は更新が終わり、もう片方は、行かないといけないのであります。早く日本もネットで済むようになりますように。
私のいる場所が、逆だったら、こうはうまくいかなかったですね。
さて、クイーンズランド州の5年有効の運転免許は165オーストラリアドルでした。(今のレートだと、日本円にすると14000円ぐらいです。高いけど、オーストラリアのおとなの最低賃金は1600円ぐらいです。)
和歌山県のは3年有効で、3850円也。講習料1350円を含むそうです。えー、講習って2時間も座っていないといけないの?! 安いのはありがたいけど、3年ごとに2時間ですか?
クイーンズランド州の場合は、手持ちのお金が少ない場合は、1年有効の免許も選べます。こちらは1年で73.70オーストラリアドルです。オーストラリアは貯金をしない人もまだ多いですから。
ところで、わざわざ交通センターで2時間の講習をしてと、官と民と両方の手間をかけて、これで交通事故率は、講習も何もないオーストラリアより低いのでしょうか。
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