娘が結婚する
ゆうべ例のごとくPCの前に座って、10時からのテレビドラマを見ていたら、スカイプが音声を受信しろと音を出しました。娘のひとりです。あれー、いつもはメッセージでやりとりしてるのにと思いながら受けました。
結婚するという知らせでした。
驚きは、へーえという感じ。娘たちはもう何年も一緒に暮らしています。彼らが今の家に引越す前、前の家でも一緒でした。今の家に住んでからでももう何年も。
ハイスクールの仲間で、卒業してから付き合い始めたそうですが、娘はこの間33歳になったので、15年くらいの月日が流れています。あの頃、オーストラリアは5歳就学で、ハイスクールを卒業したのは17歳になったばかりでした。
このままかと思っていましたが、Marriage celebrant という人に来てもらって婚姻届けに署名して、双方の家族で夜、食事をするというプランだそうです。
日取りは来年の2月14日。笑っちゃいますよね。バレンタインデー!
これで、うちの5人のうち、ふたりが正式に結婚することになります。あとの3人は男っ気も、女っ気もないので、非公式にも結婚する様子はありません。
そして奇しくも、このふたりはうちの5人中、現在、定職について、正規の会社員として働いているふたりです。当然? 私はたまたまだと思います。
さて、そのニュースを聞いてから、思い出しました。この間、「娘の結婚」という本を読んでいたのです。たまたま図書館でいつもおもしろそうな本を展示しているテーブルにあったから借りただけですが。娘は海の向こうなので、私がどんな本を読んでいるかはトンと分かりません。
別に、娘たちのことを考えながら、その本を借りたわけではなく、まったく偶然ですが、娘たちのDecision に影響しないでよかったです(笑)
私は子どもに結婚してもらいたいとも思わず、孫が欲しいとも思わない、たぶん変わったヒトです。
結婚しても、楽しい間は一緒にいればいいし、いつやめても問題ないというヒトでもあります。これは自分がやめていることとは無関係です。
しかし、みんなで食事をするのは楽しい! 昔々、なんかの用事でたぶん娘と彼を迎えに行って、彼の家の前で見送るお母さんの顔をちらと見ただけなので、彼のお父さんお母さんに会うのも興味深いです。
早速、飛行機の便の状況をネットで見てみました。行くからには、10日くらいはあっちにいたいです。夜の塾や日曜の英会話には迷惑をかけることになりますが、子どもの結婚って、親が死んだくらいの説得力、「言い訳」力ありますよね。
ところで、娘が結婚しちゃったら、彼を何と呼ぶか?
娘のダンナ? 亭主? まさか夫? 主人なんて初めからドブに捨ててますけど(これ意味、ふた通りじゃありません、書いてから気づきましたが、要するに、この言葉は使わないという意味です)。
どれも、彼にはそぐわない…
このジレンマは息子の彼女を表すときも感じます。結婚しているのですが、妻という言葉より、彼女がしっくりするのです、私の気持ちには。
新しい夫婦の関係には、妻、夫の代わりに、彼女と彼が似合うと思いませんか?
英語のPartner ならしっくりするんですが。これは婚姻関係があろうとなかろうと使えます。日本語でも、パートナーということにしましょうか? もうちょっと彼らが年取ってからならいいかもしれません。
彼、彼女のちょっと楽しそうな響きを当分使うことにします。
ドラマは通話が終わってから続きを見ました。見逃した部分は想像しました。おもしろかった! 来週が楽しみ…
余りに淡白すぎますか? 一応、日記に娘の結婚のことを書いておきました。
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