また行ってきました、高野山
今度は奥の院に行ってきました。
今回のスキルアップ研修の参加者は8人でした。
和歌山大学の留学生が4人、お客さん役に来てくれました。彼女たちの出身地はイギリス、アメリカ、中国、ベトナム、各ひとりずつ。前回に引き続き、今回の留学生たちも英語ができました。
ベトナムと中国のふたりはお互い中国語で話していました。
オーストラリアで気がついたのですが、ベトナムからの移民の人は中国系の人が多く、中国語が話せます。
国が違っても話ができます。便利だなあと思いました。英語も同じですが、自分が持っていないスキルはうらやましいものです。
私は高野山に行ったことは何回かありますが、道を通り過ぎるだけで、たぶん、中を見たことはなかったのです。
前回は金剛峯寺を見ましたが、今回はまず、刈萱堂を見ました。
お堂の中にはお話の絵が順番に掲げてありました。昔、祖母にもらった石童丸の絵本に出ていた話です。
それから奥の院でした。一の橋から、地下の部屋で空海がいまだ瞑想しているという御廟まで歩きました。
途中にはお墓がたくさん並んでいます。主に五輪塔でした。
(左の図はhttps://dictionary.goo.ne.jp/jn/82714/picture/m0u/から)
戦国時代の武将の名前とか、各地の藩の名前とか、はたまた先の戦争の慰霊碑とか、満州の開拓団のもありました。まるで日本の歴史の中を歩いているみたいでした。
でも、日本人の私だから名前を知っていますが、外国から来た人にどう説明するか、難しいですね。うちの子どもも無理です。武田信玄と上杉謙信と言っても何の話か知りません。
今日はお天気が良くて、むちゃくちゃ寒くなかったのはラッキーでした。
研修の目的のガイドの練習のほうは、私の場合、なにしろ、行ったことのない場所を案内しようというのですから、はじめから無理があります。みんなが助けてくれました。
次に機会があれば、ちゃんとできると思います。誰かやってきたら高野山に連れて行きましょう。さしずめ、大阪にいる息子を連れていくか…
真言宗というのは心の広い宗派のようで、浄土真宗を開いた親鸞上人のお墓もありました。今日は見かけませんでしたが、キリスト教のお墓もあると、他の人が言っていました。
いろんな会社の関係者のお墓や記念碑も、たくさんありました。ロケットとかヤクルトのビンの形もありました。
マクドナルドがあのGolden Arch(あのMのマークをこう呼びます)を建てたいと言ったら、
高野山は断るでしょうか?
2月にもう1回、今度は熊野の方に行く研修を申し込んであります。
下見をするべきだと思うのですが、ひとりで12kmの道を歩きたくはない…
帰りのバスで今夜はスーパームーンだと教わってお月さんを見ました。
満月が低いところに大きくオレンジ色に出ていました。
うちのあたりは四方が山なので、ちょっと見られない風景です。
さすが紀ノ川平野は大きいです。
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