田舎の道は歩くようにできていない
母のグループホームに行ってきました。
行きのルートは直線的で近いほうを歩きました。
これは番号が3桁ですが、一応、国道です。
ずっと向こうのほうに行く幹線道路。
山を越えて隣の町へつながっています。
ところがもちろん田舎のことで、作ったのも新しくないので、
やっと両側通行の道。
歩道がありません。
この町で歩道があるのは、
20年くらい前にできた県道のバイパスのみ。
だから、道の端の白い線の外側のごく狭い部分を歩くことになります。
これがこわい。
言ってみれば命がけ。
対向車がない時は、車は中央線寄りを走っていきますが、
対向車があったり、気にしてなかったりすると、
歩行者をひっかける恐れは大いにあります。
私が車で走るときは、
「もうー!面倒なところを歩いて!」って思ってますもんね。
ただ、歩道完備の都会の場合も、
歩道を歩いていて自転車に引っかけられる恐怖があります。
日本の街は自転車社会です。
日本の田舎は車社会、歩くもんじゃないのでしょう。
歩く人も少ない。
移動は車かバイクです。
腰の曲がった高齢者も、車かバイクで走ってます。
遠くの山は紅葉がきれいです。
車に気を使わないで歩けるといいのですが、
残念です。
なんで、歩道をつけておくとか、
昔の道をおいといて、
別に車道を作るとかしなかったのか、
と言ってもせんないこと。
帰りは別ルートで帰りました。
こちらは車にも人にも会わずでした。
こちらのほうがかなり長いと思っていましたが、
Google Mapで調べると、200メートルしか変わりませんでした。
道沿いにお店もなく、景色が一様なので、
長いように感じるのでしょうか。
歩数も、行きが3100歩、帰りは3200歩。
ほとんど変わりなし。
今日はお天気も良く、汗をかくくらいでした。
グループホームに着くと、
中は暑くて、玄関で脱げるだけ脱ぎました。
歩いた後だったので体が過熱してましたし。
あそこに行くときは半袖を着て行かないとだめです。
母はみんなのいるリビングにいませんでした。
2週間ほど前から37℃くらいの熱が出ているので、
自分の部屋で寝ているということでした。
その部屋に行ってびっくり。
さらに暑い。
温度計を見ると30℃。
よっぽど下着1枚になることも考えましたが、我慢。
直前におむつ交換をしていたから特に暖めていたのか、
それとも南向きの部屋で太陽がカーテン越しに差し込んでいたからか。
そのうち、温度計は29℃に下がりましたが、
もし、常時、このくらいに暖めているとしたら、
体温が下がらないのは室温が原因かもしれません。
どうせ体温調節機能落ちてますから。
ふとんかぶって寝てるんですし。
預かってるホームのほうとしたら、
「かぜとかこわいから、暖めておく」というのは理解できます。
しかし…
もちろん、一緒に住むことをギブアップした私としては、
預かっていただけるだけでありがたいし、何も言いません。
おまけに母がその暖かさを楽しんでいるんだったら、
問題なし。
次は私が半袖を下に着ていけばいいのです(笑)。
ああ、実は言っちゃった。
日がさして暑いですね、と職員さんに。
職員さんが、22℃だったエアコンの設定を20℃に下げてくれました。
小さな個室だからよく暖まるんでしょうね。
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