シャンプーボトルには突起がついていることご存知でしたか?

シャンプーとコンディショナー、だいたい同じブランドを両方買いますよね。使用量が違って、ずれることもありますが。

このシャンプーのボトルの横に突起が並んでいるのを知っていました? コンディショナーもだいたい同じ形ですが、こちらには突起がありません。

 

シャンプーするときには、目にしみるといやだから目をつむっています。

シャンプーを洗い流した後で目を開けるとは思うのですが、

もしそのまま目をつむって、コンディショナーのボトルに手を伸ばした時、シャンプーのボトルをつかんでしまったら、シャンプー2回!

 

そこで、突起がついていて区別できるんですって。

(画像出典:花王株式会社)

 

私、知りませんでした。うちにはシャンプーとコンディショナーのセットはない…

髪の毛を固形石鹸で洗うというのもやりましたが、これはこれでいいのですが、

石鹸は食器洗いへの拡張だけでとどめて、

オーガニック風のごくシンプルな液体を使ってます。

日本にはいろいろあって目移りしそうなので、

ブリスベンの家の近くで、空き容器をもっていって流し込んでもらったのをもってきて使ってます。初め無色に近かった液体が茶色になってきていますが、それ以外は変化なし、問題なし。

 

ではどうやってその突起のことを知ったのか?

はい、教科書で学んだのです。夜、教えている塾で。

 

中学校2年の東京書籍のNew Horizon。Universal Designについての話です。障害のある人もない人もみんなが便利ということです。

 

確かに目の見えない人には助かる工夫でしょう。

塾で読んで、へーえと思ったものの、自分のところにはないのでなかなかさわってみる機会がありませんでした。

この間、スーパーでチェック。確かにありました。

ないのもあります。輸入品です。これは日本だけの工夫なのでしょう。

 

オーストラリアでは気づかなかったし、そういう話も聞きませんでした。

オーストラリアの家では、自分用のあのシャンプー以外に、普通のシャンプーとコンディショナーを安いときに、子どもたちにがばっと使われても悲しくないように買ってました(笑)。

 

ユニバーサルデザインを意識しているのかどうかはわかりませんが、シャンプーとコンディショナーのセットで、形を変えているメーカーもあるようです。

でも、どちらがどちらとか初めに説明を受けて覚えないといけないし、日本の「シャンプーには突起」というシステムは便利です。

国際規格になればいいですね。

 

ユニバーサルデザインでみんなが少しずつでも住みやすい世界になればうれしいです。

 

思い出しました、何年か前、オーストラリアのどこかで、ぶらぶらしていて、通りかかった公衆トイレの表示に違和感を覚えました。

そこの身障者用トイレを開けて使うには、登録したカードが必要だと書いてあったのです。

 

身障者用トイレ、スペースが広いのでよく使わせてもらってます。

女子トイレに長い列があったりするときを含めて(笑)。

 

絶対助かるのは、オーストラリアへの行き帰りで荷物とか押してるとき。小さなキャリーケースだって同じですよね。全部持って入れるので助かります。

 

他の人が使っていて、身障者がすぐに使えないという事態も考えられますが、ちょっとぐらい待ってもかまわないでしょ?

だって、私たちみんな、トイレで待つ経験してますよね。

 

そういう私としては、あの登録という概念、非常に違和感ありました。

早い話、海外から来た観光客のうちにそのトイレを必要な人がいるということを想定してないんです。観光地だったんですけどね。

 

たぶんこれって、オーストラリア全国に広げることを意図したシステムだと思います。

大学の無償化でオーストラリアの制度をまねしようという意見もあるようですが、

(これはいいと思います。うち、恩恵受けました。)

この登録システムは真似しないでくださいね。

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