真冬から真夏へ 日本→オーストラリア(その1)
やっぱり我が家はいい!
日曜日の夜の飛行機で帰ってきました。
月曜日の夕方ブリスベンについて、今、火曜日の朝。
家じゅうの開いていない窓を見つけて開け、朝ご飯を食べて、今、座ったところです。
来週の金曜日までいます。
やっぱり「帰った」としか言えないです。たとえ実家には私ひとりしかいなくても、帰る家はここ、ブリスベンのこの借家です。
借家といっても、家主は娘のひとり、定期的な立ち入り検査もなく、気楽なものです。
オーストラリアでは、家やアパートを借りると、家主の代理の不動産屋さんとかが、6カ月毎に、立ち入り検査をするのが普通のようですが、日本でもそうなんでしょうか?
昔々、公団のアパート(今はURというのでしょうか)を借りていましたが、なかったですね、そういうの。
日本はしんどい
なぜでしょうね、日本はしんどいです。
家族がいないこともあるでしょうが(母はいますが、抱きつきたい相手ではなく、負の存在です)
朝、ゆっくりたとえ昼まで寝ていても大丈夫、という安心感でしょうか。
実家では私のベッドは外から見える窓のそば、寝ているところに誰か来たら恥ずかしい、だから起きます。
ここではたとえその状況で誰か来たとしても、ハーイ!と笑って答えられそうな気がします…
要するに、世間さまから「期待される人間像」にならなくてもよい、まったくanonymous(無名)でよいというところでしょうか?
地縁も何もない。
でも、近所に顔なじみがいないわけではない。
すばらしいです。
勝手に産み落とされて、がんじがらめにされて育ったあの場所ではなく、
自分の意思で選んだ場所。
たとえ窓は重くても。
この家、100年とまではいかなくても、少なくとも80年近くは経っています。元々ここにはなくて、どっかもっとたぶん郊外から運んできたようです。
窓はアルミのサッシが入ったところもありますが、主に木、枠も窓自体も木です。
今朝、開けようとしたら、重いこと!
私の手には及ばず、末っ子を呼びました。「上げ下げ窓」とか、「ハングウインドウ」と呼ぶようですね。
ダブルハングとシングルハングがあるんだと、見つけたサイトには書いていますが、うちのは下のが上に上がるだけのシングルハングです。
落ちてこないように、引っかかる金具が窓枠についていて、それで止める仕組み。
非常にprimitive、原始的というとちょっと違います。懐かしい…
窓枠も重いんでしょうが、入っているガラスが今のものより重いんじゃないかと思います。どうでしょう。
今はなんでも、同じ機能を軽くて薄くて質がよくてという製品が果たしていませんか?
蝉が鳴いて、本日曇り 雨が降るか?
昨夜は体が慣れていなかったこともあり、しなければいけなかった仕事もあり、とっても暑かったですが、
今日は涼しめ。
窓を開けたこともあるでしょう。
窓の外は濃いグリーン、黄色っぽいグリーン、全部、お隣さんたちの緑なんですが。
ただ、うちの窓ガラスが汚くて、うーん
さっきちらっとみたら、うちの庭もちゃんと芝生がきれいに刈ってありました。留守を守る娘の努力です。優しくしなきゃ、と反省。
つい、できないこと、サボっていることに目を向けてしまいがちですもんね、親というものは。
チャンギ空港も年を取った?
昔、オーストラリアへ来るとき、やはりシンガポール航空で、チャンギ空港で乗り換えました。
あの時は、大きくてきれいで、おまけに警官だか軍人だか数人で空港の中をパトロールしていて、うーん、さすがシンガポールと思いました。
今回は、ちょっと印象が違いました。
古くなったんでしょうね、あれは30年前くらいの話です。
カーペットもくたびれてるし、天井も。
搭乗口では、服装も別々のおじさんがふたり、あんまりカッコいい風ではなくお客をさばいているし、
その次の搭乗券の半券を切り取るちょっとだけ若いおじさんは、服装にPoliceと書いてるし、なんかちぐはぐな場末の劇場風。
インターネット環境もあの空港を作ったときは必要なかったでしょうから。よく見ると隅っこに、お客が使えるようにいくつかPCが並んでいましたが。
トイレの個室は広々しててよかったです。
日本って、「体をどこにおいてドアの開閉するつもり?」というような個室多いですよね。
昔は和式だったので、狭くてよかったから、その伝統で、洋式でかさばる上に、ウォッシュレットの操作盤まであるのに、小さめに設計しちゃうのかと私は信じています。
チャンギ空港、私が使ったものは、もちろん、ウォッシュレットではありませんでした。
日本以外で公衆トイレにウォッシュレットがある国って、あるのでしょうか?
私はウォッシュレットより前の世代ですから、別に不便は感じませんが。おまけにこちらは今、夏。暖房便座でなくても平気。
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