金剛峯寺でおもしろかったのは?

昨日、高野山に行きました

金剛峯寺の前に立って、まず目についたのが、屋根の上の木製のバケツみたいなもの2個とはしご。

普通は、はしごって屋根に立てかけたって、臨時的なものですよね。片づけるでしょ、使ったあと。

ところが、はしごの下は柵で囲まれ、ずうっと設置されている雰囲気。

 

一緒に行った人の話では、中から火が出るというより、雷落ちたりして発火することがあるとか。そうなるとああいうバケツ(というか木桶? 木の樽?)でも、役立つのではないかと。

ほんとに役に立っているか、あるいは使ったことがあるかどうかはナゾです。

 

屋根には鎖が3本、上から下に伸びています。もしかして鎖を引くと上の横木がクルっと傾いてバケツから水が流れる仕組みかとも思いましたが、

たぶん、その鎖を使ってバケツのある屋根のいちばん上まで登れということなのでしょう。

 

説明がありました。金剛峯寺のサイトです。ここには昨日見たいろいろの写真が出ています。あのバケツは「天水桶(てんすいおけ)」と呼ぶようです。

しかし、屋根が燃えそうなときに屋根に登るって、命がけですよね。

 

あとおもしろかったのは、順路の最後に見た台所です。かまどが残っていました。私のうち、私が小さいときはかまどでご飯を炊いていたのです。お風呂も薪でした。

うちも小さい頃、かまどでご飯炊いてたんだよと、一緒に行った留学生に言うと、炊けるまで長い時間がかかったんじゃないか?と聞かれましたが、そんなに時間はかからなかったような気がします。

普通の電気釜より速かったかもしれませんよね。

 

この台所で他におもしろかったのが、屋根があいた部分があって、ここには透明のプラスチックの波板が使ってました。昔はそういう材料はないだろうから、ここは雨とか入ってたのでしょうか。

このそばに長い柱があって、模様のある銅板?で巻いてありました。あれ、なんだったんでしょう? 焼けないようにかと最初は思いましたが、かまどは近くではなかったのです。

 

ところで、私が生まれて63年。ずいぶんいろんなことが変わりました。

ご飯はかまどから電気炊飯器へ。お風呂は水をためて薪で下からたくシステムから、ボイラーで沸かした湯を入れるシステムへ。

汲み取り式のトイレから水洗トイレへ。和式便器から洋式便器へ。そのあとウォッシュレットつきへ。

 

ラジオしかなかったところから、白黒テレビへ。それからカラーテレビへ。

計算はそろばんか、計算尺しかなかったところから、電気の計算機へ。そして、コンピューターへ。

ぐるぐるとハンドルを回して交換手を呼び出して番号を告げる電話から、電話機の丸い盤に書いた数字を指で回すダイヤル式の電話機へ。それが押しボタン式の電話機に。

 

ここまでいろいろ大きく変化した時代は他になかったんじゃないでしょうか。そういう激動・激変の時代を生き抜いてきたんです(笑)!

他にもあります。水力発電から火力発電、原子力発電。

原子力発電やめましょうよ。ヒトってミスは絶対やめられないんです。こわいこわい。

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