片付けすんで、将来を憂える? 

不要な紙をたくさん溜め込んだので、整理と始末をしていました。やっと手近なところはきれいになりました。

もう少し手を伸ばしたところはまださわってません。

 

買ったことさえ忘れている本が出てきてびっくり。

これはたぶんコンビニで衝動買いしたものではないでしょうか。

最近はコンビニの本の置いてある場所は避けています。

本屋より買いたくなる本が多いような気がするのですが、無防備で立つからでしょうか?

 

今のところまったく同じ本は見つかっていません。

しかし、早晩出てくる?

同じファイルを印刷するという現象は既に出ています。

 

親が集めたゴミを見て最大級の軽蔑の念を発散させている私としては、自分の子どもに同じ思いをさせるわけにはいきません。

しかし、今、私が消えたら、繰り返しちゃいます。

あーこわい!

 

片付けていたら、脳活ドリルが出てきました。

母のためではないようです。自分のために買って忘れていた模様です。

捨てるためにはやらねばならぬ。

 

どんどんやっていたら、漢字の書き取りが出てきました。

ひらがなで書いてあるのを

漢字と送り仮名に直しなさいとあります。

「形をととのえる」とか「牛乳をあたためる」とか「態度をあらためる」

あたためるはどっちだと迷いましたが、私はなんとか全部できました。

 

しかし、これって、脳活?

認知能力が加齢によって衰えてない人でもできない人、間違う人、結構いますよね。

私の知ってる中学生たち、間違うと思います。

 

次の世代用の脳活ドリルは内容を改めないと役に立ちません。

直近でどっと増える、要するに団塊の世代は大丈夫かもしれませんが。

でも、私たちが小学生の時は「温」という漢字に「あたた」という読み方はついていなかったような…

 

うんうん、なかったんです! 私、小学校の時は先生の言うことをよく聞く「文部省検定子ども」みたいでした。

誰かがありがたいことに昔の当用漢字表をネットにあげてくれていました。

文化庁でした。まあ、昔々の仏像とかを保存して、つい60年前の文化を保存しないというわけにもいきませんよね。

http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/syusen/tosin04/14.html

当用漢字音訓表です。

「温」のところには「オン」という音読みだけ、訓読みはないから「-」となっています。

 

今は「温める」というのは小学校で習うのだそうです。

私たちが小中学生だった1960~70年代はまだまだ占領軍の影響が大きかったのかもしれません。

常用漢字表ができたのは1981年だそうです。

日本語が廃止されずに、あるいはベトナム語みたいにアルファベット表記にならずに、よかったのか悪かったのか。

 

漢字とかなの日本語表記が残ったから、こうやって脳活ドリルにも出てるわけですし、中学生相手に優越感を感じることもできます。

しかし、コンピューターで変換できるから、手で書けない難しい漢字を使う昨今の傾向はなんとかなりませんか。

おまけに必要以上の難しい漢字を中学生に書かせるのもやめたらどうでしょうか?

読むのは必要だと思います。当用漢字表で育った私だって、読めます。

 

この間、中学生の宿題の市販のワークブックを見ていたら、奴隷の隷という漢字を練習する欄がありました。

私、書けませんし、書く必要を感じません。奴隷、隷属、ほかに何か使い道あります?

 

使う頻度の高い、基本的な漢字だけはさっと書けるようにして(これができていない子どもがけっこういると思います)、

難しいもの、あまり使わないものは読めればいいという方針が必要です。

 

私が通った中学は、そういう方針でした。だから書き取りの宿題もテストもなかったと思います。漢字練習帳に繰り返し書かなくてよくなってうれしかったことを覚えています。

小学校の範囲の漢字(教育漢字)さえ書ければよかったのです。

それも戦後民主主義の名残りだったのでしょうか。

 

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