「厳選したアーモンドプードルのみを使って」の意味を英語で書くと

いつものスーパーで、

フィナンシエというお菓子、

賞味期限間近で安くなっていたので、

買いました。

 

フィナンシエという名前、

聞いたことはあっても、

意味がはっきりしなかったので

調べました。

 

 

フィナンシエというお菓子

アーモンドの粉末を入れて、小さな型に入れて焼いたケーキのようです。

 

Wikipediaによれば、フランス語のfinancierから来ているようです。

この言葉は英語でも同じスペルです。

ただし読み方はちょっと違います。

 

なぜ、financier(投資家、金融業者)と呼ばれるのかについては、

ふたつの説があるようです。

リンクをクリックすると、英語のWikipediaの記事が読めます。

 

なぜパクっと食べて終わりにしないで、

いろいろ調べたかというと、

このお菓子の袋に、

「厳選したアーモンドプードルのみを使って……

こだわりのスティックタイプのフィナンシェです。」

と書いてあったからです。

 

あいまいさをねらったか?

これを読んで、

アーモンドパウダーだけ使ったの?

アーモンドパウダー高いのにと思ったのです。

 

そこで、裏の原材料の表を見ました。

卵白、砂糖、マーガリン、小麦粉、アーモンドパウダー……

 

あれー、やっぱり小麦粉入ってる!

 

そこで、読み直してみました。

「厳選したアーモンドプードルのみを使って」

 

なるほど、2つの意味に取れます。

 

1つは、私が最初に読んだみたいに、

粉は、アーモンドの粉だけ使う。

つまり小麦粉とか使わない。

 

もう1つは、たぶん、この文を書いたヒトの意図したもの。

つまりアーモンドパウダーに限って言えば、

厳選したものを使いました、という意味。

 

でも、パッとみると、

1つ目の意味に読んじゃいませんか?

 

これって、結果的にそうなっただけ?

それとも、そう読まれることを半ば予定した?

 

2通りに読まれるなどと、まったく予想しなかった?

 

どうなんでしょうね?

 

英語だったら、もっとはっきりするのじゃないかと思いましたが、

A financier made with selected almond powder only.

と書いても、両方に取れますね。

 

「アーモンドプードルは厳選されたものを使って作った……」と書かないと、

Ambiguity(あいまいさ)は避けられません。

 

 

アーモンドプードル、トイプードル

フランス語では粉、Powderのことを、

Poudreと書いて、プードルと発音するんですね。

 

犬のプードルの方は、Poodleで、英語でした。

フランス語だとCanicheだそうです。

 

アーモンドパウダーと言わないで、

アーモンドプードルというと、

かっこよく聞こえるので、

私もプードルと言うの好きですが、

 

要するに粉という意味だったわけで……

 

先程のお菓子も、包装の前面にはアーモンドプードルと書いて、

裏の原材料名の欄には、アーモンドパウダーと書いてありました。

 

 

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