紅茶のアールグレイ、英語のスペルは?ミルクを入れるか入れないか?
アールグレイという紅茶、
好きな人は好き!
きらいな人はきらい!かもしれません。
アールグレイは普通の紅茶に
ベルガモットbergamotで匂いをつけたものだそうです。
これ、英語ならバーガモットと読みます。
なんでベルガモットだ?
ところで、私は原則として添加物はきらいです。
でも、なぜか、これは許せる……
紅茶のアールグレイ、どう書くか、なぜそういう名前?
アールグレイを英語で書くとEarl Greyです。
ふたつの単語、どっちも大文字で始まります。
Earlは称号だからでしょう。
伯爵という意味。
Greyは人名。
つまりグレイ伯爵ということです。
なぜ、このベルガモットの匂いがついた紅茶ができて、
なぜこの人の名前で呼ばれるようになったかは諸説あるようですが、
このグレイ伯爵は実在のCharles Greyという人物で、
1830年にイギリスの首相になった人だそうです。
へーえ、ずいぶん最近の人だ!と思いましたが、
イギリス人が紅茶を飲み始めたのは、
船に乗ってインドやセイロンの方に行き始めたあとでしょうから、
それ自体そんなに古いことではないのかもしれません。
今、仕事で、紀元前何百年という人を調べているので、
よけいについ最近ねと思ってしまいます。
イギリス英語とアメリカ英語、グレーな違い
さて、脱線ついでに、このgreyという単語、灰色という意味ですが、
イギリスとアメリカでスペルが違うのをご存知ですか?
イギリスはe、アメリカはa。
もちろん、e→aという意図的あるいは無意識の変移があったわけです。
アメリカ英語におけるつづりの変化というのは、
現代中国における簡体字みたいな意図が感じられて、
なかなかおもしろいです。
(識字率をあげようという意図以外に古いものぶっつぶしちゃおうと思ったに違いない……)
この30年、私たち家族を飢えさせず、
楽しく暮らせるようにしてくれているオーストラリアへの
義理立てというわけでもないですが、
私はどっちかというと、オーストラリアのスペルを使いたい……
大体において、長い方を使えば間違いないのですが、
colourとcolorみたいに。
しかし、grey grayの場合は同じ長さ。
同じ長さでも、
centreとcenterみたいに変な(ridiculous、レディキュラス)な方が
イギリス英語と覚えることもできません。
だから、今も、Earl Greyと迷いながら書いたのですが、
いい覚え方をネットに書いてくれている人がいました!
Thank you so much!!
Englishだからeで、Americanだからaだと覚えるんですって!
あの匂いは蜜柑の皮の油だった?!
そろそろ本題に近いところへ。
で、このEarl Greyがもらったお茶が今のEarl Greyだったとか。
そして、彼はとっても気に入ったんでしょう。
ではこのbergamotとはなんじゃいな、と調べました。
ベルガモットって、えー、柑橘なんですか?!
ダイダイとミカンの仲間の雑種だったとか。
紅茶にミカンの皮を絞って(絞れるかどうかは別として)入れたら、
あの香りと味わいになるのでしょうか。
今でもベルガモットの香油を採って紅茶に入れているのか、
もっと簡便な方法を使っているのかまでは調べませんでした。
トワイニングTwiningsのサイトに説明/宣伝があります。
なんと説明しているか、
英語のお勉強にどうぞ。
アールグレイに、ミルクを入れるか入れないか
私は匂いのついたものだから、
そのままがいいんじゃないかと思って、
牛乳を入れないで飲んできました。
でも、入れる人もいるようで、
私の友だちは入れてました。
お店の人にミルクをつけるかどうか聞かれて、
わざわざ頼んでましたから、
きっとアールグレイにも牛乳を入れて飲む人なのでしょう。
これが、柑橘の絞り汁だったら、
凝固するでしょうが、
起こりませんでした。
言葉は難しい!
で、ここで、もうひとつ、
私にとって、ミルク=牛乳なんですが、
みんながみんなそう思っているわけじゃないということを、
別の筋から発見!
ほほう。
あの小さなプラスチック容器に入ったあれ、ですね。
あれをミルクと呼ぶのですね。
あれをなんというか、私はスジャータというのしか思い浮かびませんが、
コーヒーフレッシュという言葉もあります。
それ以前の粉のバージョンは、
商品名ですが、クリープという言葉も、その種の粉も広く使われていました。
オーストラリアには、クリープみたいな粉はあった気がしますが、
(牛乳を町までしょっちゅう買いに行けない牧場のおじさんは、粉を入れてました。
脱脂粉乳とか全粉乳だったかもしれません)
コーヒーに入れるああいう小さなカプセルは見たことがないと思います。
白くしたいときは牛乳を入れます。
牛乳はスーパーマーケットの自主ブランドなら、
2L(1Lじゃありません!)入りが2ドルです。
あの白い粉はcoffee whitenerという名前で売られています。
Colesという2大スーパーのオンラインショッピングのページを見ると、
NestleのCoffee Mateという商品と、自社ブランドがありました。
このCoffee Mateという商品のプラスチックのボトルに入った液体バージョンを見つけました。
日本のあの個別パックじゃなくてゴミが減量化できる?
アメリカのサイトです。
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