財布が重いのです! 小銭が多すぎます。

オーストラリアに帰ったら、端末にクレジットカードをあてるだけで支払いができるから便利だわ、と思っていました。楽天エディみたいに。

日本の実家の近くには、現金以外お断りというスーパーマーケットがあって、でも、安いから、面倒だけど行かないわけにはいかない!と思っていました。

オーストラリアなら大丈夫、と。

あてが外れました。

オーストラリアの2大スーパーチェーンはもちろんクレジットカードを端末にあてるだけで、余分の手数料も取られず、買い物ができます。

現金の必要な店があった!

ところが、Aldiという小さいけれども一応Box Storeというのがあります。つまり棚にきれいに並べずに箱のまま切り開いたりして、見えるようにして売っているお店です。

ここはできたときから、レジの係が座っている不思議なお店でした。従来のスーパーならレジ係は立っていて、昔なら値段を記録するごとに買い物を袋に詰めていってくれました。

(今はもうどこのスーパーでも詰めてくれません。袋をタダで渡せなくなったから。自分の袋を持っていって渡したら詰めてくれるそうです)

日本でも、お客の少ないときはやってくれたりしますよね。混んでいても別のかごにどんどん入れていってくれます。

しかし、Aldiはピッピッ値段を記録しながら小さな台の上に次々置いていくだけ。お客は必死で買い物カートに載せるか、自分の袋に入れるか。

で、係の人が商品を記録し終わったら、すぐにお金を払わないといけないので、かなりの覚悟でレジに並ぶ必要あり。

ほかのスーパーとか商店は去年の後半から、ビニールの買い物袋を渡してはいけなくなって、そういえばAldi方式に近くなりました。

Aldiにはもともとタダの袋はありませんでした。時代を先取りしていた?

Aldiではカートも、コインか、Aldiで売っているキーホルダーについたコイン型をカートに差し込むと、チェーンが離れて使えるシステム。

このシステムはカートのお持ち帰りとか、駐車場のあちこちや外の道への放置とかを防ぐために、ほかのスーパーでも導入しているところがありますが、Aldiははじめっからでした。

ドイツから来たスーパーのようですが、ドイツというのは厳しいところなのでしょうか?

文句ばっかり言ってるみたいですが、Aldiは安い商品があるので、けっこう好きです。実質よ!みたいな雰囲気で。

このAldi、現金でないと、つまりクレジットカードだと手数料を取ります。合計の0.5%プラス。

安いから行ってるのに、0.5%プラスはいやです。だからAldiで買い物するときは自分の財布の中身を確認します。

重くなった原因その1

このあいだ、Aldiに行って15ドル85セントの買い物をしました。

娘と一緒だったので、娘は商品回収係。私は支払い係だけだったので、それほど精神的に追い詰められていませんでした。

少々小銭が増えてきたなあと思ったので、

私は50ドル札を1枚と2ドルコインを3個渡しました。

レジの青年、ちょっと間が空きました。

40ドルと15セントちょうだい、と、のどまで出かけた言葉をぐっと飲み込んで待ちました。

さて、私の手に渡されたのは? わかったらえらいです。

20ドル札1枚、10ドル札1枚、5ドル札1枚、コインが2ドルが2枚、1ドルが1枚、10セント1枚、5セント1枚なり。

実は予想外の事態に、あわてて受け取って財布に入れたので、おぼろげにしか覚えてないのですが、たぶんこういう組み合わせだったろうと想像。

オーストラリアのレジスターもお釣り計算機能はあります。おそらくAldiのにも。

でも、彼はその機能を使わず、頭で計算したんです! 私はそこにも感銘を受けました。

オーストラリアの小学校では、子どもに計算機を使わせるんです。だから暗算ができない子どもは多いです。(計算機を使わせない日本にもいますけどね)

しかし、おかげで、3個のコインを2個に減らそうとした私の目論見は外れて、コインが5個に増えてしまいました!

おまけに10セントと5セントは軽いのですが、2ドルや1ドルは重いのです! ガーン

これが日本だったら、確実に減ったはず。日本のレジの人って、ほんとに素晴らしいです。ちゃんとコイン減らしに協力してくれます。

この経験がトラウマになって、あのあと、あのAldi以外でも、小銭を渡すのが怖くなっています。

かくして、私の財布には、

2ドル2個、1ドル4個、50セント(これめちゃ重い!)1個、20セント4個、10セント4個、5セント3個入っているんです。合計18個! 141グラム

参考のため日本の財布を見てみると、 

10円4個、1円4個、合計8個。22グラム

重いはずですなあ。

重くなった原因その2

コインの種類が多すぎる!

日本だと、500円、100円、50円、10円、5円、1円と6種類。

オーストラリアは、2ドル、1ドル、50セント、20セント、10セント、5セントと6種類。

あれ、同じ6種類です。

数が同じなのにややこしいのは、2とか20なんてのも入っているからでしょうか。

おまけに資源大国だと言いたいのでしょうか、金属量を使いすぎです。

Aldiに行き続ける以上は現金と縁を切れないのですから、自分の計算能力を高めるしかない?

現金はやっぱり必要だ

さっき行ったソーセージとかハムとかの製造直売の店、とってもいい燻製のにおいがしていましたが、あそこも現金オンリーでした。

現金を取り出せるように、店の中にATMを置いてありました。私の前にも現金を持たずに来て、あそこから、と教わっているお客さんがいました。

銀行のカードでなく、クレジットカードだけ持ってきたらどうするんでしょう? 私はしたことはないですが、現金を取り出せるんでしたっけ。

すぐ返さないと利子が高そう。

オーストラリアのコイン、昔は1セントと2セントもあったんですが、廃止になって、今は現金で払うときは四捨五入。カードのときはそのままの金額です。

だから$1.98とか値札がついていて、$2より安そう!と思って買っても、払うのは現金だと結局2ドルです。ちょっと詐欺みたい?

いくらケチな私でも、端数によってカードにしたり現金にしたりなんてしませんけど。

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(個人)へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ

コメントを残す

サブコンテンツ

応援クリックお願いします!
にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(個人)へ

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ


感想・質問などはこちらから

このページの先頭へ