鎖国だ~! 渡航禁止ですって
昨今の新型コロナ騒ぎ。
オーストラリアではゆうべからとうとう国外への渡航禁止になりました。
なんと、ふつうなら考えられないような事態です。ええんかい?と違和感を感じて、突如思い出した言葉、「鎖国」!
3~500年前とは違って、ありがたいことに今はインターネットがあるから、まったく孤立するわけではありませんが、
人間のからだのオーストラリア国外への物理的な移動はできなくなりました。
海外からは、オーストラリア国民や永住者、およびそれらの直近の家族は、まだ入ってこれますが、
14日間、届け出た場所で、じっと自分を隔離しているという条件です。もし、いるはずの場所にいないとわかったら、半端じゃない額の罰金です。
この罰金、州ごとにいろいろ違うオーストラリアならでは、同じ金額の州がない。
いちばん高いのは西オーストラリア州の50000ドル、いちばん安いのはノーザンテリトリーの1256ドル。(データは The Guardian紙のサイトから)
わがクィーンズランド州は13345ドルです。
払えない場合は刑務所行きという州もあります。
えー、刑務所ですって?! さらに納税者の負担が増えるやんか!(刑務所に人を入れておくと、経費が非常にかかります。)と思いましたが、
貯金の習慣のない人が多いオーストラリア。罰金を払えない人に備えてでしょうか。となると、とっても親切かも。3食無料でついてくるし。家賃はいらないし。(いえ、入りたくはないです)
淡々とふつうに暮らします
こういうふうにいろいろな制限がどんどん増えていっていますが、
流行っていたショッピングセンターのお客さんの数が減少したとか以外は、ごくふつうの日常が広がっています。
日本だとマスクの人がもっと多いかもしれませんが、こちらはふだんからマスクをふつうにかけない人たちなので、そんなに目立ちません。
赤ちゃんや小さい子どもを連れた人もふつうに見られます。
子どもはかかりにくいし、かかっても大丈夫らしいですが、私ならちょっとしないような気がします。
昨日の新聞では、1才児がかかった!とニュースになっていました。あれで、少し変わるかもしれません。
ただし、オーストラリアでは、子どもだけで家の中とか車の中に残すと法律違反、捕まってしまいます。だから、買い物に出るとき、置いていけないという事情もあります。
日本はまだ大丈夫なんでしょう。でなければ、あのショッキングな「急遽、学校閉鎖」という大英断(?)はくだせませんよね。
オーストラリアの学校は、たいがい、まだ正常どおり。
親によっては、学校を休ませている人もいるようですが、勝手に休ませてはいかん、子どもを学校にやる義務違反とみなすぞと、クィーンズランド州の教育省が言ってます。
これはThe Courier Mail紙で読んだのですが、この記事の出ているページの隣には、家で勉強している母子の大きな写真!
意図的に配置したんでしょうね。
さて、この鎖国、いつまで続くのでしょうか。
私は5月に日本に行く予定でしたが、航空会社から、キャンセルしてくれたというメールが入りました。
運賃は6か月有効のクレジットになるそうです。6か月で終わるんでしょうか? さて。
まあ、ブツブツ言っていても仕方がないので、インターネットに大いに感謝しながら、ふつうに暮らすしかないです。
これ以上、制限が増加しませんように。
トイレットペーパーも、当分、大丈夫
トイレットペーパーは、昨日、コールズで24個入りをゲットできました。
こちらの2大スーパー、コールズとウールワースでは、 今、7時から8時までを高齢者とか障害者や付添の人だけが利用できるように変えました。
コールズの利用条件のひとつ、Seniors Card というのを持っているので(65歳になったら自動的に送ってきてくれました)、私も行ってみました。
入り口でカードを見せるのかと思いましたが、必要ありませんでした。
ウールワースのほうは、条件がもう少し限定的でしたが、こちらも大丈夫でした。
Am I old enough? と入り口に立っていた人に言ったら、笑ってくれました。
要するにそれだけ年に見えるようになったのでしょうか。ガーン
永いことご無沙汰しておりました。お元気そうで何よりです。
最期の2行に激しく同意ですって古臭い書き方ですね。
こちらのことはご迷惑がかかってもと敢えて記しません。
閉塞感はありますが、生活スタイルの見直し時期ととらえています。
Kateさんおひさしぶりです!
コメントありがとうございました。
パン屋の手伝いに疲れるのを言い訳に、
ブログさぼってまーす。