幅の違いに気づいた! 新聞
今回、オーストラリアに戻って、今までたぶん認識していなかった違いに気づきました。
まず、飛行機に乗って、ただし、これはオーストラリアではなく、シンガポール航空機の中でしたが、
関空からシンガポール行きに乗るとき、搭乗口の横に置いてある無料の新聞をもらいました。
ん? 幅が狭い!
息子とふたりだったから、2種類とってもいいよね、と、The New York Times のInternational Editionというのと、FT Weekendという新聞。
いずれも幅が35.5cmくらい。(持って帰って計りました)
シンガポールで今度はブリスベン行きに乗るとき、今度はシンガポールの新聞、The Strait Timesをもらいました。
これも同じ、狭い幅です。
日本の実家で、私は朝日新聞を取っていますが、日本の新聞の幅はたぶん41cmくらい。(持ってきた荷物の中に詰め物として新聞が入ってました)
ブリスベンの新聞はThe Courier Mailといいます。これはもう何年も前に、半分サイズ、つまりタブロイド判になりましたが、
元は日本と同じサイズでした。
今は、90度回せば、日本と同じサイズ。
調べると、日本の新聞はA1サイズの紙で作るんですね。
ということは、今のThe Courier MailはA2サイズの紙です。
The Australianというオーストラリアの全国紙は今でも、大きいサイズのままなので、A1サイズの紙です。
ということはあの幅の狭い新聞たちは、B1サイズとか?
そのようです。
下のサイトに紙の大きさのことがいろいろ出ていました。
https://matome.naver.jp/odai/2135524103157184701
オーストラリアはイギリスの植民地として近代化の道を歩み、今でも、正式には独立国ではなく、まだトップはイギリス女王ということになっています。
だからイギリスに共通したものが多いです。
まず、英語。スペルとか発音とか、イギリス式です。
Good dayがオーストラリアではグッダイだとよく笑われますが、たいがいの人の話し方はそれほど極端ではありません。
オーストラリアの国のトップは大統領ではなく首相です。
首相の上に(もちろん形式ですが、ああ、何十年か前に、実際に政権をひっくり返すのに使われましたね)、女王に任命された「総督Governor General」がいます。
ただ、これもイギリスから送られるわけではなく、オーストラリア人から選ぶ名誉職です。
そういう背景がありながら、なぜ、新聞のサイズが、イギリスの新聞と同じではなく、日本の新聞と同じなんです?
もうひとつの疑問は、なぜ、アメリカの新聞であるThe New York Timesと、イギリス系(シンガポールもイギリスの植民地でしたし、今でも英連邦です)の新聞のサイズが、同じBなんです?
もしかして、いずれもシンガポールで印刷しているようだからでしょうか?
韓国に昔いたことがありますが、違和感を覚えませんでした。たぶんAなんでしょう。
30年以上前にハワイに1回だけ行ったことがありますが、あのときは新聞の記憶はありません。
小さい子どもを3人連れていたので、新聞どころではなかったでしょうね。
あとは飛行機の乗り継ぎで香港を経由したぐらいで、そのほかの国には行ったことがないのですが、是非、新聞のサイズを調べるためにも、行きたいです。
もちろん、先立つものの関係で、なかなか機会は来ないでしょうが。
日本の塾で働いているとコピー機をよく使います。日本のコピー機はAとBと両方に対応です。
オーストラリアのはAだけだったと思います。
よく使うのは日本と同じ、A4の紙。A3もあまり使わないような…
シンプルでいいです、オーストラリア。
日本はノートもAとB。
と、書いていたら、オーストラリアの子どもたちがよく使うノートに気づきました。
A5よりちょっと大きいです。計ったら、17.5x22.5cmくらい。
そして、B4よりはちいさいです。
ハイスクールとか大学あたりだと、A4のノートを使うでしょうが。
40年前にオーストラリアに来た時、大学生が使っていたノートのサイズはfoolscapと呼ばれていて、A4より少し長く、幅が少し狭いものでした。
今は消えて、ほとんどA4で統一されています。
日本のBというサイズは日本独自だそうです。国際的なBがありますが、ほんの少しサイズが違うようです。
Wikipediaに英語ですが、いろんなサイズの説明があります。
https://en.wikipedia.org/wiki/Paper_size#Traditional_inch-based_paper_sizes
数字が並びすぎて、頭が混乱してきました。
要するに、国によって時代によっていろんなサイズがあるようで、「1つの尺度を物事に当てはめてはいけないと認識しろ」という紙ではなく、神のお告げかもしれません。
頭が回復したら、あの英字新聞たちが、いったいどっちのBだったか、調べてみたいと思います。
日本のBは中国とかでも使われているようです。
でも、日本の新聞はAです。オーストラリアもA。日本とオーストラリア、車も左側通行で、同じ…
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