幅の違いに気づいた! トイレットペーパー

ブリスベン空港に迎えに来てくれた娘が運転する車に乗って、家に到着。

トイレに入って、ん?

トイレットペーパーの幅が狭い!

今、計ってみたら、10cmあるかないかです。

日本の標準は11.4cmで、それより狭いものもあるようですが、実家で使っているものは、従来の幅なんでしょう。


確かに1センチ違うと、気づくんですね。

 

 

ネットの情報によれば、アメリカの基準が4.5インチだったとか。輸入した機械がその規格だったそうで、なるほど。

 

ではオーストラリアのこの幅の狭さはどこからきたんでしょう?

こっちはだいたい大きい人が多く、日本と段違いに太った人も多いのですが、不便じゃないのでしょうか(笑)?

 

今は、年1回ぐらい行ったり来たりするだけで、通算4年以上、日本に住んでいます。しかし、この幅の違いにこれまでは気づきませんでした。

たまたま、今買ってある種類の幅が狭いのでしょうか?

 

またまたネットで調べたところ、昔は、幅4.5インチ、ミシン目とミシン目の間の長さ4.5インチだったのが、

狭く短くなったようです。うちのトイレのは幅が 3  7/8インチ、長さが4インチです。

 

日本のはミシン目とミシン目の間の長さがもっと長いですね。

私はトイレットペーパーを部屋でティッシュ代わりに使ってますが、往々にして長すぎます。

もったいない文化のはずの日本のほうが、いっぱい紙を捨てているのかも。

 

箱入りのティッシュが普及したのは日本のほうが早かったと思います。今は見ていませんが、オーストラリアでは、前はティッシュでなく、ハンカチで鼻をかんでいました。

ハンカチというのは、鼻をかむものというイメージだったのです。

あれをどうやって洗濯するの?と思ってきましたが、答えがこわくて、オーストラリアの人に尋ねたことはありません。

 

鼻を拭くとか、押さえるんじゃないのです。

こっちでは鼻をすするのはbad mannerで、盛大に音を立ててかんでもOKだそうです。

この文化に慣れ過ぎた私は、夜、日本の塾で、風邪を引いて鼻をすすり続ける生徒がいると、心が穏やかではなくなるのですが、我慢しています(笑)。

 

ところで、さっき、たぶん、生まれて初めて、物差しのインチの側を使って、長さを計りました。

オーストラリアはアメリカと違って、ずっと前からメートル法を使っていますが、物差しは、今でも片側にセンチ、反対側にインチがついたものが多いです。

全部そうなのだろうかと、家の中のさしを見ていくと、両側がセンチのもありました。

 

重さの単位もポンドからキログラムに変わりました。オーストラリアでのメートル法への移行は70年代に行われたようです。

Metrication in Australia  (この辺を説明したWikipediaのリンクです)

それも、昔の宗主国の主導で行ったのではなく、アメリカにやらされたのでもなく、オーストラリア独自でやったようです。

えらい!と褒めたいような… でも、なぜ変える気になったんでしょう?

メートル法で育った私にはありがたいけど、ちょっと不思議。

 

今はどうかわかりませんが、メートル法が使われるようになってからも、巷の人が身長をいうときは、〇フィート〇インチとよく言っていました。

 

ちょっと脱線しましたが、書きたかったのは、インチのほうで計って、あれーっと思ったこと。

インチの下は、センチみたいに10に区切っていないのです! ご存知でしたか? 8つに区切っています。

トイレットペーパーは、4インチには、1目盛り足りなかったのです。

だから、3と8分の7インチです。

知りませんでした。12進法でもなく、8つです。

 

60数年生きてくると、身の回りのことをだいたい何でも知っているような気になりがちですが、まだまだ知らないことがすぐそばに転がっているようです。あぶない、あぶない。

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