冬の花火? 見事だっただけではなく、山なみにこだまして、荘厳でした!
日曜日の夜、歩いて花火を見に行きました。
ポッポ道に、
下水工事により通行止めの表示が出ていたので、歩けないのかと思いましたが、昼間だけで夜はOKでした。
花火見物の人は、
下(しも)のほうの人が多かったのは当然ながら、上(かみ)のほうや、この辺の人も見に行ったのではないかと思いますが、
歩いていませんでした。
(懐かしい人がいるかと思って、しも、かみと書いてみました。祖父母や父母は使ってました。
私が使ったことはほとんどないですが、
ここから文明の開けたほうが「しも」です(笑)。
この実家のあたりは、川の中流域で、上流と下流の違いがはっきりしているから、使われていたんでしょうね)
帰りに、中学生くらいの自転車が2台後ろから追い抜いていっただけでした。
犬の散歩の人はいました。
田舎というのはほんと、車社会です。
30分の豪華絢爛、首が痛くなりました
さて、花火ですが、7時に始まって、7時半まで。
間に数分の準備時間(?)をはさみながら、
これでもか、これでもかと見せてくれました。
花火って、終わり近くなると、これで終わりかな、これで終わりかな、と思うのが面倒で、
一緒に見ていた娘に、
最後の花火は、これで終わりだと空に書いてわかるようにしてくれたらいいのに、と話していました。
出ました出ました!
えーっ、うそー!
最後の盛大な花火のあと、打ち上げていた川原に、
「おわり」の文字が赤く浮かび上がりました。
これって、すばらしい!
どこの花火でも、これやってほしいです。
1時間車で走ってきても、It’s worth it!(無駄じゃない)
ここの花火を見たのは2回目でした。
前、たぶん1昨年、に見たときも、
すごいなあと思いましたが、
花火のスケールといい、数といい、
これだけのものはなかなかないのではないかと思いました。
あまり知られていないようで、
集まる人が少ないのもいいです。
川原で打ち上げているのですが、川の対岸は、山並みが迫っていて、
その山に花火の音が反射して、音響効果もすばらしいです。
是非、来年の秋は、おいでください。
「有田川町どんどんまつり」で検索すると、開催日時とかわかると思います。
和歌山県に1社だけある花火屋さんが、有田川町の打ち上げ場所の近くにあります。
地元なので、サービスしているというか、
地元の花火屋の誇りでがんばってる部分もあるんじゃないかと思います。
花火を作るって、紙の上に絵を描くのと違って、
火薬に火がついたときどこまで飛んで、どういう形になるかとか、
3次元で考えないといけないわけで、
長年の経験の積み重ねでしょうが、
大変でしょうね。
おまけに、毎年同じじゃなくて、
どんどん新しいものを考えて、創り出さないといけないそうです。
見物は車で来ても大丈夫。
というか徒歩圏でなければ、車で来るしかない?
JRの藤並の駅から歩いたら、30分~40分くらいですね。
会場近くには臨時の駐車場を設置して、道には誘導のおじさんたちがたくさん立ってくれていました。
夜店も大繁盛
夜店も出ていて、花火が始まる前は若い中高生でおおにぎわい。
金屋の「おしゃるきまつり」という夏の花火のときも思いましたが、
好きですねえ、あの年代の子どもたち、夜店が。
夜店の並んだ前を通り抜けるのは一苦労です。
もちろん、周辺地域はもろに過疎化、高齢化です。
どこに若い人たちがあんなにいるんでしょうか(笑)。
終わっちゃってからのご案内ですが、
秋の花火(涼しくて、空は真っ黒で、凄絶という感じだったので、その場では「冬の花火」という言葉が頭に浮かびました)
次回は、是非、おいでください。
私は、たぶん、来年、この時期、このあたりにいないだろうなあ……
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