小田井用水 世界かんがい遺産ですって 豊かな紀ノ川平野は努力の成果?
昨日は、和歌山大学のホームカミングデーというのに行ってきました。
主に卒業生が対象の行事です。
去年、そういうのがあることを知って、初めて行きました。
学食でお昼をタダで食べさせてくれて、
学長やら同窓会長やらの挨拶を聞いて、
大学の先生の講演を聞いて帰るという行事です。
去年行って、出席者の大半が高齢男性でびっくりしました。
この大学は師範学校と高等商業学校が一緒になってスタートしたのですが、
経済学部の卒業生の出席が多かったのです。
教育学部出身の私は知っているヒトに会うこともなく、
中学校時代の先生にあったぐらいでしたが、
今年、また行ったのは、学食の無料のお昼目当てでしょうね。
学びました、小田井用水
昨日の話で、
ひとつ、全然、知らなかったことを教わりました。
阪和自動車道を大阪の方から和歌山に走ってくると、目の前に紀ノ川平野が広がります。
有田川の両岸は、あんなに広い平地はないので、
ねたましさもこめて、
その景観をいつも、すばらしいなあと味わうのですが、
あれって、自然にできたものではなかった?
小田井用水(おだいようすい)という灌漑設備が、元禄時代に作られた結果だったそうです。
それの指揮を取った人の名前も聞いたのですが、
忘れました(笑)。
おだいようすいという言葉は、どうせ忘れるからと、すぐメモしておいたので、無事にここに書けている次第です。
ペンと紙を常に身に着けることが、これからの長い忘却の時代(要するにすぐに忘れちゃう64歳半の私)をフラストレーションなしに生き延びる術ではないでしょうか?
今回、財布に入れていた短い鉛筆が役立ちました。
その人の話では、和歌山には世界遺産が5つあると、県の人が言ったということでしたが、
この小田井用水はいわゆる世界遺産ではなく、「世界灌漑遺産」という、別の団体が指定したもののようです。
あとの4つは、いったい何を4つと数えたか、私にはちょっとなぞです。
前に地域限定通訳案内士という和歌山県の研修を受けて、高野山と熊野古道のあたりが世界遺産だと知っていたのですが、吉野・大峯から熊野への道のあたりをいれても3つ……
小田井用水については、ここに詳しく説明した小田井土地改良区のサイトがあります。
作ったあと見直したよねえ
この小田井用水のサイト、英語のページもあって、
なかなか素敵なのですが、
残念なところがひとつ。
この灌漑プロジェクトのリーダーである大畑才蔵というヒトの名前に振り仮名をふった部分が、
振り仮名にならず、「大お お畑はた才さい蔵ぞう」、
もう1か所が「掛か け樋ひ」となっています。
ね、残念でしょ。
このページがWikipediaみたいに、登録したら誰でも勝手に直せるシステムなら、
直してあげたいですが、残念。
しかし、直していいよと許可とアクセスいただいたところで、
コンピュータの中身がよくわからない(ちょうど車の運転と同じ。私は前に向かってしか走ることしか自信ありません!)私には無理かもしれませんね。
昨日は娘と出かけたのですが、
コインパーキングから後ろ向けに脱出するところで、娘が自主的に運転を代わってくれました(笑)。
ちょっと驚きました……
娘が私の運転技術を正しく評価していたところに、かな。
最近のコメント