日本製の洗濯機が壊れました-ひとつの時代の終わり?
このあいだ、1週間たまった洗濯の2回めを(ふつうは3回ぐらい回します)したら、終わっても絞れていません。
脱水だけもう一度やろうと、ボタンをあちこちさわって、やっと脱水サイクルを見つけて、行ないましたが、まだずっしり、水で重い。
あきらめて、次はうまくいくかもと、もう1度、ふつうに洗濯。
やっぱり絞れていません。
10年ほど使ったNECの洗濯機です。安かったんですが、よく働いてくれました。
仕方がないので、洗濯はそこでやめて、新しい洗濯機を買わなくちゃと、ネットでいろいろ探しました。幸い仕事に必要なものは1回目で洗ってありました。
日本ではタテ型とドラム式と呼ぶようですが、こちらでは、Top loader とFront loder と呼びます。
load とは荷物を積むという意味なので、上から洗濯物を入れるか、前から入れるかということです。
ドラム式(Front loader)のほうが水の使用量も少なく、洗濯の効率もよいようですが、昔、買ったドラム式の洗濯機が欠陥品だったので、
いくら環境によいとしても、私はタテ型(Top loader)!です。
安いのを探して、Kogan.comというところで、注文しました。
洗濯機の値段が289ドルという信じられない値段でしたが、(今、1オーストラリアドルは70円前後です)
配達料とか3年延長保証とかを入れて$408.99になりました。
ああ、これで一仕事すんだと、ホッとして、ウォーキングに出かけて帰ってきたら、娘が 、Kogan はキャンセルして、Harvey Norman で買ったよ、と言います。
ええー! でしたが、老いては子に従えで、そうかそうか、となりました。
その洗濯機は今日届いて、据え付けてくれて、壊れた古いのはちゃんと持って帰ってくれたようです。めでたしめでたし。
私よりさきに帰っていた娘は、早速、洗濯したそうです。
私たちは昼間仕事だったので、近くに住んでいる、在宅勤務中の別の娘がうちに来て受け取ってくれました。
洗濯機が壊れるという、私たちにとっては大事件でしたが、1週間しないうちに片付きました。
和歌山の実家だと、向かいが電気屋さんなので、SOSを出すと、すぐに助けてくれますが、
このオーストラリアで、こんなにスムーズに問題なしに事態が収拾できるなんて珍しい気がします。
まあ、この先、壊れないで次の10年機嫌よく働いてくれるかどうかは不明ですが。
新しい洗濯機は中国のHaier(ハイアール)です。
うちの冷蔵庫は、韓国のSumsung(サムスン)とLG。うちの車は、前は Hyundai(現代自動車)、今は Kia(起亜自動車)です。
陶器はたいがい日本製だった
思い出しました。
1976年に初めてオーストラリアに来たとき、スーパーマーケットにカップやお皿を買いに行って、底を見るとJAPAN と書いてありました。
それがいつの間にか、CHINA に変わりました。
今はなんでしょうか? 今度、スーパーマーケットに行ったら、見てみます。
オーストラリアでは、新車は全部、外車だ!
日本だと、車は圧倒的に国産でしょうが、オーストラリアでは今は国産車というものがなくなってしまいました。
日本の自動車メーカーの工場も、オーストラリア国内にあったようですが、なくなって、今はすべて、輸入車です。
日本で輸入車=外車というと、高級イメージですが、こちらはピンからキリまで外車です(笑)。
オーストラリアには、ライオンのマークの Holden という自動車メーカーがあったのですが、国内での生産がやめになったあと、海外で生産していました。

それも、去年、Holden そのものが販売されなくなるという発表がありました。
オーストラリアに元から住んでいる年配の人にとってはかなりのショックだろうなあと思います。
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